2014.02.12
異常な行動
病院通いがスタートしました。
前回の記事で長女が病院通いを承諾した訳を書きましたが、走ろうと思ったら走るほどの体力がなく走れなかった事 が大きな理由でした。
(ここまで体力が落ちたのはもう少し後かと思っていました。当時の記憶も曖昧で 思い出しながら書いていますので、症状の時系列が違っている所もこれからもあるかもしれません。ごめんなさい)
初めに身体測定と血液検査をしました。
肝機能など身体的には問題はありませんでした。
毎日、日記をつけること、体重が30キロを切ったら入院することを 先生と約束しました。
治療は、週に一回その日記を読みながら先生と 三、四十分面談をするといった感じでした。
最初に診ていただきた先生は、(初診から2カ月くらいで別の先生にバトンタッチしています)
点滴や栄養剤などの体重を増やす治療はなかったのですが、毎回診察前に体重を量り、先生と約束した体重以下になっていないかのチェックがありました。
その頃の長女は一日に何回も体重計に乗り、このラインを保つことばかりを気にしていました。
少しでもラインを超えると戻すべく 食事を制限したり お風呂にずっと入ったり
診察前日に、このラインを切っている時は、水を飲んでから体重を計るなどしていました。
とにかく、数字に縛り付けられていました。
このころの長女のおやつは生のキャベツでした。
冷蔵庫から丸いキャベツを出して、葉をはがし冷蔵庫の前で、そのまま食べていました。
冬になると手荒れをする長女の手が、いつもよりガサガサになっていました。
脂分を取らないので肌の油分が不足してきたようです。
ハンドクリームを塗るように言っても
「太るから嫌だ」と言って塗ません
長女は肌から吸収した油分が体の中に吸収され脂肪になるから嫌だと言います。
そんな異常な行動をとる長女を見ているのが怖かったです。
どうしていいのかわからず、何とかしなくてはと思い、図書館で摂食障害の本を20冊くらい借りてきました。
(先生との面談で このような行動を話ししたところ よくあること みたいな反応で 病気について無知な自分に気づいたのかも?)
全部読み終えたときに、長女のこの異常な行動のすべてが病気だからだとわかりました。
数々の理解しがたい行動は、長女の意思ではなく、病気に操られさせられている感じ?
(うまく言えませんが風邪をひくと熱が出てくしゃみや鼻水が出るのと一緒・・ )
なので、長女に 食べなさい!食べなさい!と 強く言い、頑なに食べない長女にイライラすることは、風邪を引いている人に熱出すな!と言っているのと同じ事なんだなと思いました。
私の考えですが、拒食症は頭の中に 天使と悪魔 が同居しているようなイメージ です。
いかにして悪魔を懲らしめるかが 回復の ポイント!かな?
このように考えてからすごく楽になりました。
この頃の長女は食べたくても食べられない状態で、食べるなと指令する悪魔脳が勝っていましたので、食べないでいることが苦ではなかったそうです。
一方、頭の片隅で天使脳は食べたいと指令はしていました。
料理の本、コンビニのスィーツを眺めることや、家族がご飯を食べているのを見るのも楽しかったそうです。
このように長女の行動を 悪魔と天使に 置き換えると 少しですが行動が理解できるようになってきました。
長女もたくさんの本を読む私をみて、自分の事を理解してくれようとしてくれて、すごくうれしかったと後に言ってくれました。
そこからの私は、食べなさいと言わずに、長女が食べたいものを作るようになりました。
なかなか体重は増えませんでしたが、病院に通っているのでいざという時は大丈夫!低カロリーのものでも口にすれば少しですが栄養が取れる!と 思いました。
病院に通い始めたことで、一人で背負わなくてもいいんだ と、思えるようになったことが大きかったです。
当時のことを振り返り、ここまでよりもここからの方が戦いでした。
今はほぼ完治ですが、今でも戦いは続いていると思います。
いつも読みにくい文章を読んでくださってありがとう!!!
また、いいね!の ポチ ありがとうございます。
私が読み漁った本の中で目からうろこの本がこちらです。
この本との出会いが私たち親子を救ってくれました。
前回の記事で長女が病院通いを承諾した訳を書きましたが、走ろうと思ったら走るほどの体力がなく走れなかった事 が大きな理由でした。
(ここまで体力が落ちたのはもう少し後かと思っていました。当時の記憶も曖昧で 思い出しながら書いていますので、症状の時系列が違っている所もこれからもあるかもしれません。ごめんなさい)
初めに身体測定と血液検査をしました。
肝機能など身体的には問題はありませんでした。
毎日、日記をつけること、体重が30キロを切ったら入院することを 先生と約束しました。
治療は、週に一回その日記を読みながら先生と 三、四十分面談をするといった感じでした。
最初に診ていただきた先生は、(初診から2カ月くらいで別の先生にバトンタッチしています)
点滴や栄養剤などの体重を増やす治療はなかったのですが、毎回診察前に体重を量り、先生と約束した体重以下になっていないかのチェックがありました。
その頃の長女は一日に何回も体重計に乗り、このラインを保つことばかりを気にしていました。
少しでもラインを超えると戻すべく 食事を制限したり お風呂にずっと入ったり
診察前日に、このラインを切っている時は、水を飲んでから体重を計るなどしていました。
とにかく、数字に縛り付けられていました。
このころの長女のおやつは生のキャベツでした。
冷蔵庫から丸いキャベツを出して、葉をはがし冷蔵庫の前で、そのまま食べていました。
冬になると手荒れをする長女の手が、いつもよりガサガサになっていました。
脂分を取らないので肌の油分が不足してきたようです。
ハンドクリームを塗るように言っても
「太るから嫌だ」と言って塗ません
長女は肌から吸収した油分が体の中に吸収され脂肪になるから嫌だと言います。
そんな異常な行動をとる長女を見ているのが怖かったです。
どうしていいのかわからず、何とかしなくてはと思い、図書館で摂食障害の本を20冊くらい借りてきました。
(先生との面談で このような行動を話ししたところ よくあること みたいな反応で 病気について無知な自分に気づいたのかも?)
全部読み終えたときに、長女のこの異常な行動のすべてが病気だからだとわかりました。
数々の理解しがたい行動は、長女の意思ではなく、病気に操られさせられている感じ?
(うまく言えませんが風邪をひくと熱が出てくしゃみや鼻水が出るのと一緒・・ )
なので、長女に 食べなさい!食べなさい!と 強く言い、頑なに食べない長女にイライラすることは、風邪を引いている人に熱出すな!と言っているのと同じ事なんだなと思いました。
私の考えですが、拒食症は頭の中に 天使と悪魔 が同居しているようなイメージ です。
いかにして悪魔を懲らしめるかが 回復の ポイント!かな?
このように考えてからすごく楽になりました。
この頃の長女は食べたくても食べられない状態で、食べるなと指令する悪魔脳が勝っていましたので、食べないでいることが苦ではなかったそうです。
一方、頭の片隅で天使脳は食べたいと指令はしていました。
料理の本、コンビニのスィーツを眺めることや、家族がご飯を食べているのを見るのも楽しかったそうです。
このように長女の行動を 悪魔と天使に 置き換えると 少しですが行動が理解できるようになってきました。
長女もたくさんの本を読む私をみて、自分の事を理解してくれようとしてくれて、すごくうれしかったと後に言ってくれました。
そこからの私は、食べなさいと言わずに、長女が食べたいものを作るようになりました。
なかなか体重は増えませんでしたが、病院に通っているのでいざという時は大丈夫!低カロリーのものでも口にすれば少しですが栄養が取れる!と 思いました。
病院に通い始めたことで、一人で背負わなくてもいいんだ と、思えるようになったことが大きかったです。
当時のことを振り返り、ここまでよりもここからの方が戦いでした。
今はほぼ完治ですが、今でも戦いは続いていると思います。
いつも読みにくい文章を読んでくださってありがとう!!!
また、いいね!の ポチ ありがとうございます。
私が読み漁った本の中で目からうろこの本がこちらです。
この本との出会いが私たち親子を救ってくれました。
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